調査業務

調査部では、数値計算、公共施設アセットマネジメント(劣化調査)、環境調査、経済調査など幅広い調査・解析に対して様々な手法を駆使して業務遂行にあたっております。また、数値シミュレーションの開発、新しい解析・評価方法においても大学と多面的な共同研究を行い、その成果を各学会で発表しています。
 

数値計算・・・ブシネスクモデル・CADMAS-SURF・波浪・潮流・干潟モデル・生態系モデル・高潮モデル・動揺シミュレーションなど

アセットマネジメント(ストックマネジメント)・・・劣化調査・健全度評価調査・維持管理計画書・機能保全計画書作成

環境調査・・・海域・海象・気象・飛砂・河川・泉源(温泉)

システム構築・・・気象・海象システム・施設のデータ管理システム・GIS

経済調査・・・・費用対効果分析(B/C)・経済効果予測・経済波及効果

地域環境整備・・・都市計画・緑地計画・模型作成

測量・・・地形測量・汀線測量・深浅測量

地盤調査・・・ボーリング調査・土質試験

データ解析・・・波浪・潮位・風況

各種申請書類・資料作成・・・埋立申請、パンフレット作成

その他調査・・・船舶航行調査

数値計算

ブシネスクモデル等を用いた波浪変形計算を行い、港内静穏度の評価を行っています。ブシネスクモデルについては、「独立行政法人港湾空港技術研究所」が毎年開催する勉強会に参加して研究発表を行い、技術力の向上を目指しています。その他、CADMAS-SURFを用いた越波流量の算定、大気・海洋結合モデルを用いた高潮推算、飛砂輸送シミュレーションモデルを用いた飛砂対策法の提案及び3次元海浜変化予測モデルや1ライン汀線変化予測モデルを用いた地形変化予測も行っています。これらのモデルは利用するだけではなく、モデルを発展させる立場としても取り組んでおり、その成果の一部は、各学会で発表しています。

アセットマネジメント

構造物に応じて適切な診断を行い、公共施設の損傷・劣化等を将来にわたり把握し、最も費用対効果の高い維持管理を行うための維持管理計画書や、構造物や施設の機能診断に基づく機能保全対策の実施を通じて、既設施設の有効活用や長寿命化を図りLCC(ライフサイクルコスト)を低減するための機能保全計画書を作成します。また、東日本大震災による施設被害の調査を行っています。

環境調査

主に海域環境調査や海象調査が多いですが、海域にとどまらず河川・湖沼での環境調査も行っております。また、飛砂や飛沫の調査・研究において定評があります。

システム構築

気象・海象システムにおいて、平成18年度国土交通行政功労表彰の実績があるように、利用者や管理者の使い勝手の良いシステムを構築致します。

経済調査

公共事業等を評価する一つの指標として費用対効果分析(B/C)があります。漁港、港湾、開発保全航路など様々なB/Cを行っております。また、水産基盤ストックマネジメント事業を対象とした漁B/Cも行っています。

地域環境整備

各種計画を立案するだけではなく、その後の住民説明、ワークショップなどを開催し、地域住民との合意形成まで行います。

測量

陸上の測量、汀線などの陸と海の横断図、航路や泊地の深浅測量を行っています。

地盤調査

ボーリング調査を行い、地盤の性質を把握します。

データ解析

潮位データを用いて港湾・漁港の各種潮位基準面の算定を行っています。

 

調査解析事例

数値計算

アセットマネジメント

環境調査

システム構築

測量

東日本大震災の災害復旧の測量も行っております。(写真は災害箇所ではありません)

地盤調査

採用情報

ISO9001を取得しています

「えるぼし」に認定されています